電子・陽電子衝突における高偏極Z^0粒子の物理
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概要
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米国スタンフォード大学にある線形加速器センター(SLAC)では, 1991年より世界で最初の線形電子・陽電子衝突型加速器を用いてZ^0粒子を生成し, その特性を研究中である. 特に1993年からは電子ビームのスピンの高偏極化に成功し, 現在までに約20万個の高偏極Z^0粒子のデータを収集した. この解説では特にZ^0粒子の高偏極度, SLC(Stanrord Linear Collider)加速器及びSLD(SLAC Large Detector)実験装置の, 他に類のない優れた特徴を生かして得られる物理を分かりやすく紹介する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1997-04-05
著者
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