String理論と量子重力
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概要
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超弦 (superstring) 理論は重力を含めた相互作用と基本粒子に対する統一理論への有力候補として, 現在素粒子理論の分野で中心的なテーマの一つになっている. この理論の特徴は従来の局所場理論の枠組を点から線への拡張によって踏越える一方, 今まで素粒子相互作用の統一のために考え出されて来た多くの基本的概念のほとんどすべてを自然かつ極めて緊密な仕方で統合していることにある. 本稿では弦理論と量子重力との関連にテーマをしぼってその内容と現状を紹介する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1987-11-05
著者
関連論文
- K. Becker, M. Becker and J. H. Schwarz, String Theory and M-Theory-A Modern Introduction-, Cambridge Univ. Press, 2007, xvi+739p, 24.8×17.6cm, £45.00[大学院向・専門書], ISBN-13978-0-521-86069-7, ISBN-100-521-86069-5
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