偏光解消法と膜内分子の運動(<特集>生体系と物理的測定 I. 生体を測る)
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概要
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偏光解消法という道具を使うと, 分子の回転運動を見ることができる. 原理は単純で, 文字どおり目で見るのに近い-と少なくとも筆者は思っている. この道具を使って例えば生体膜の中を覗いてやると, 蛋白や脂質分子など, 膜を構成する分子の運動状態が見えてくる. 覗いた結果を後半に述べることにし, まず原理の説明から始めよう.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1982-06-05
著者
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- R. F. Chen and H. Edelhoch編: Biochemical Fluorescence; Concepts, Vol. 1, Marcel Dekker, New York, 1975, xiii+408ページ, 23.5×16cm, 9,440円.
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