統一理論 : 宇宙物理とのかかわり(<特集>統一理論とその周辺)
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概要
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人類の誕生その他, 多様な現在の宇宙を形成するためには, 宇宙初期にある特別な状況が成立する必要があった. それは反核子が核子と消滅過程を起して次第に宇宙の構成要素から消えつつあったとき, 何らかの理由で核子, 従って物質のみがとり残されたことである. このとり残された物質の量は割合にすると10^<-9>と非常に小さい. この不思議な出来事とこの小さな数の起源を, 現代の素粒子物理学がどのように解明しつつあるかを, 説明する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1980-01-05
著者
関連論文
- Ya. B. Zel'dovich and I. D. Novikov 著, L. Fishbone 訳, G. Steigman 編: Relativistic Astrophysics, Vol. 2; The Structure and Evolution of the Universe, University of Chicago Press, Chicago and London, 1983, xxxiv+718ページ, 23.5×16cm, 23,920円.
- 第5回大統一理論ワークショップ (米国ブラウン大)
- 1982年ニュートリノ物理と天体物理国際会議
- N. Cabibbo and L. Sertorio編: Hadronic Matter at Extreme Energy Density; Proceedings of the Workshop, Erice, 1978, Plenum Press, New York and London, 1980, ix+358ページ, 26×17.5cm (Ettorce Majorana International Science Series, Vol. 2).
- 統一理論 : 宇宙物理とのかかわり(統一理論とその周辺)