ランダムスペクトル
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概要
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ランダムなポテンシャルを持つシュレディンガー作用素のスペクトラムが, 1次元の場合, 点スペクトルのみから成ること並びに対応する固有関数が遠方で指数的に減少することに関する最近のMolchanovの仕事を紹介する. このようにして, Mottの問題は数学的に肯定的に解決された. また状態密度関数の漸近挙動に関する目本の確率論学者の仕事にも触れる.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1979-02-05
ランダムなポテンシャルを持つシュレディンガー作用素のスペクトラムが, 1次元の場合, 点スペクトルのみから成ること並びに対応する固有関数が遠方で指数的に減少することに関する最近のMolchanovの仕事を紹介する. このようにして, Mottの問題は数学的に肯定的に解決された. また状態密度関数の漸近挙動に関する目本の確率論学者の仕事にも触れる.