海女の体力医学研究(第1報) : 海女の業態・分布及び労働について
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概要
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1)日本におけるアマは原始時代より存在したが,「枕草子」によりはじめて海女なる文字としてあらわれたそれまでは男アマ,女アマいづれともわからなかつた。2)海女は各地方により増減はあるが総体的にみて増加している。3)潜水時間は今回の測定で志摩においては75秒,舳倉島83秒が最大であり潜水時間平均は前者は58秒8,後者は67秒9であった。肺活量の大小よりいかにして長い時間をかけて呼気を排出するかの訓練をつんだ海女が潜水時間は長いが年令と共に低下する。4)皮膚温度は6度内外に低下すると暖をとるために船の上に上る。即ちそれ以上水中に滞留出来ないと云う事になる。
- 日本体力医学会の論文
- 1963-01-31
著者
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