「社外工労働力の陶冶と社外工労働市場の特質」 : 不況下におけるHドック・H造船所社外工労働力を中心として(一般研究 I・2部会 産業と教育)
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概要
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本報告の目的は、次の2点にある。第1に、親企業主導下の労務統轄機構のもとで陶冶される社外工労働力の質を、1973年のオイル・ショックを契機とした不況過程での変容を含めて、職種レベルで明らかにすることである。また、こうした社外工労働力は、多様な労働移動をその特徴としているため、その移動を通して、どのような質の労働力が形成されるかが問題となる。したがって、第2に、独占体本工とは異なりその大半が地域労働市場から供給される社外工の場合労働市場内部でどのような流動形態をとっているのかを中心に社外工労働市場の特質を解明することである。以下、それぞれについての分析結果の概要を述べることとする。
- 日本教育社会学会の論文
- 1981-09-12
著者
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