授業過程の心理学的研究II : 同一指導案による三教師の算数の授業
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概要
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本研究の目的は,教師の経験年数の違いにより教師および児童の授業内活動にどのような差があらわれるかを明らかにすることにある。千葉大学附属小学校の4年1組・2組・3組において,それぞれの担任教師(教師の経験年数はそれぞれ順に13年,1年,5年)が同一の教材・指導案で算数の「割合」の授業をおこなった。その授業観察・分析の結果は次のとおりである。1.指導過程6分節,教師のリードスコアと児童の参加度の分析および各組の授業の流れの教師発言のリードカテゴリーの内容による分析によって,各クラスの授業内容に差があることが示された。
- 日本教育心理学会の論文
- 1973-09-30
著者
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