アメリカにおけるドロップアウト者の研究(一般研究 III・2部会 学校の社会学(III))
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では, 主として米国においてドロップアウト者(高等学校卒業者の20-25%の比重を示める)-このグループを教育社会学的視点で分析するならば, どのような位置づけが可能であるかを試作, 一考察したものである。日本においては, 量的には, ドロップアウトは現われてはいない。主に, 米国において, 1960年代より論議が盛んになったドロップアウトの量的分析の視点から, さらにその質的な検討に進め, その過程での社会学的方法として, 社会化, およびアイデンティティと青少年のドロップアウトとしての役割がどのようであったか, 特に, 代表的一つの流れとしてドロップアウトを義務教育が始まって以来の量的, あるいは社会学的な歴史的追求を行なって, どのような現象で把えられるようになったかを考察する。この過程を通して, 学校集団, 仲間集団, 家族一主に父子, 母子関係, コミュニティを含めた全体的な問題提起として把えられる現状を追求して行く。
- 日本教育社会学会の論文
- 1979-09-21
著者
関連論文
- 131 戦後の看護婦養成教育について(I-3部会 職業と教育)
- 374 米国の人材開発について(III-7部会 生涯教育)
- 教育的人類学の問題点(一般研究 II・1部会 教育社会学理論)
- 看護婦養成の教育課程について(II-4部会 職業教育)
- 訪問看護について : case studyとして文京区(III-7部会 生涯学習)
- 3 看護婦養成教育の方法について : アメリカの事例(II-6部会 医療と教育)
- 中等教育における英語教育のあり方(II-5部会 国際化と教育)
- 学校図書館の自己学習機能(III-3部会 情報と教育)
- アメリカにおけるドロップアウト者の研究(一般研究 III・2部会 学校の社会学(III))