1970及び1971年6〜8月の東ベーリング海とブリストル湾に分布するウミガラスの胃内容物(予報)
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概要
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海鳥とベニザケ幼魚の植物関係を明らかにするため, さけ・ます流網に羅網した163個体のウミガラスの胃内容物を調べた。餌生物は, 魚が主体を占め, 以下オキアミ類, イカ類及び端脚類の順であった.餌となる魚類が存在しない場合には, オキアミ類などのブランクトンを捕食することが推定された, ウミガラスは, ベニザケ幼魚の生息域ではその捕食者として, また餌に対する競合者としての生態的地位を占めるものと考えられる.
- 1973-10-20
著者
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小城 春雄
Research Institute of North Pacific Fisheries, Faculty of Fisheries, Hokkaido University
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辻田 時美
Research Institute of North Pacific Fisheries, Faculty of Fisheries, Hokkaido University