福山型先天性筋ジストロフィー症(広義)の運動障害の経過についての検討
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概要
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福山型先天性筋ジストロフィー症(広義)67例の運動障害の経過について検討し, 以下の結果を得た.(1)本症の運動障害の評価法である「運動機能レベル」に"レベル0 : 首の坐り不能"を追加した.(2)運動機能の発達速度と最高到達レベルから歩行可能群, 中間群, 運動発達不良群(重症群)にグループ分けできた.(3)最高到達レベルが高い程, 到達する時期は遅い.(4)歩行可能性などに男女差が認められ, 本症の表現型の発現に際し, 性差の関与が考えられる.(5)先に行った最高到達レベル予測の試みを一部修正補足した.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1985-07-18