パーソナルコンピュータを使用した「まちづくり学習」支援システムのための地図情報入力システムの開発
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概要
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本研究では、まず、「修復型まちづくり」における「まちづくり学習」のような場を支援するシステムに求められる要件について整理した。その要件とは、1.ビジュアルな表現が可能であること、2.利用環境に制約が少なく操作方法が簡単であること、3.建築物・敷地・道路の実態が扱えること、4.情報の流れが双方向であることである。さらに、これらの要件を踏まえてシステムの利用の内容を整理する。本研究では、このようなシステムを開発する上で隘路となる地図データ入力システムをパーソナルコンピュータ上で開発し、実用化のための課題を明らかにすることを目的としている。このために、まず、既存の実用システムでの入力方法を検討し、パーソナルコンピュータの特性を考慮しつつ既存の処理手法を応用した地図データの入力システムの作成を行った。
- 日本社会情報学会の論文
- 1990-10-25