札幌市から見た地域課題に取り組む情報化政策
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概要
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日本でも、「E-Japan構想」にみられるように、電子政府・電子自治体化推進の動きが情報化政策の国家施策の重要な柱としてうちだされるようになってきた。その動きを受けて、自治体にもさまざまな取組みが生まれてきている。こうした中でも、札幌市では情報技術(IT)を地域課題を解決する手段の一つとして取り組み始めており、国家から押し付けられた情報化政策ではなく、地域の問題を解決するために積極的にITを活用しようとする動きもある。今後は、そうした取組みを地域社会にうまく取り入れた情報化政策が自治体において問われてくるものと思われる。
- 日本社会情報学会の論文
- 2001-03-31