カルボキシエステラーゼの性質と殺虫剤代謝における役割
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
カルボキシエステラーゼは内因性および外因性のさまざまなエステル化合物の加水分解を触媒し,ピレスロイド,有機りん,カーバメートなど多くの殺虫剤の解毒に関与する.本酵素の研究はまだ発展途上にあり,この分野にはいくつかの重要な課題がある.本論文では,カルボキシエステラーゼの命名法,触媒機構,基質特異性,殺虫剤代謝と抵抗性発現における役割さらに環境科学的な意義について研究の現状と将来の展望を解説する.
- 日本農薬学会の論文
- 2005-05-20