サンダーソニアの生育と塊茎の形成に及ぼす昼夜温度の影響
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概要
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昼/夜の温度を高温(30/24℃), 中温(24/17℃)および低温(17/12℃)に調節してサンダーソニア(Sandersonia aurantiaca Hook.)の生育を調査した.茎の伸長, 葉数の増加および分枝の発生は高温で促進され, 低温で抑制された.中温では茎の伸長, 葉数の増加および分枝の発生が高温と低温の中間を示した.開花数は中温および低温で少なく, 高温で多かった.茎葉の枯れ上がり時の新塊茎の新鮮重と乾物重は中温で最も重く, 次いで高温で重く, 低温では最も小さかった.新塊茎の形状は中温および低温で二又の指状球根であったが, 高温では新塊茎の生長点部に球状の二次球根が多く形成された.以上の結果, サンダーソニアの塊茎の形成・肥大には中温が適しているものと考えられた.
- 2000-07-15
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