肉用鶏群における遺伝パラメターの推定と組合せ能力の分析
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概要
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1.白色コーニッシュ種における8週令体重、胸部角度、竜骨長、脛骨長そして140日令体重の遺伝率平均値は、それぞれO.55、0.50、0.49、0.55そして0.60であった。また白色ロック種における8週令体重、性成熟日令、産卵率そして140日令体重の遺伝率平均推定値は、それぞれ0.42、0.31、0.13、そして0.63であった。2.白色コーニッシュ種においては、8週令体重と胸部角度間、8週令体重と竜骨長間、8週令体重と脛骨長間,8週令体重と140日令体重間、胸部角度と竜骨長間、胸部角度と脛骨長間そして竜骨長と脛骨長間の遺伝相関推定値と表型相関推定値は、それぞれ0.38と0.32、0.32と0.51、0.55と0.75.0.50と0.42、-0.22と-0.10、O.14と0.21そしてO.18と0.47であった。白色ロック種においては、8週令体重と性成熟目令,8週令体重と産卵率、8週令体重と140日令体重、性成熟日令と産卵率、性成熟日令と140日令体重そして産卵率と140日令体重のそれぞれの間の遺伝相関推定値と表型相関推定値は、それぞれ-0.01と0.14、0.00と一0.04、0.23と0.45、0.36と0.25、-0.21と-0.18そして-0.75と-0.23であった。3.白色コーニッシュ種、2系統と雌系である白色ロック種(WR)、横斑ロック種(BR)、(BR×WR)F_1、(WR×BR)F_lおよびAA50(WR)の5鶏種の間のブロイラーについて組合せ能力検定を行った。8週令体重および飼料要求率において、雌系間に統計的有意差が認められた。特定組合せ能力の比較的大きな差異フジ8週令までの死亡率、8週令体重そして飼料要求率において認められた。
- 日本育種学会の論文
- 1968-04-30
著者
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