緬羊の生時体重に及ぼす諸要因
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1.滝川種羊場に於けるコリデール種の半群に見られる生時体重の分散のうち遺伝的なものは32%,具体的な環境の差こよって生じたもの26%,触知し難い環境の養父は発生中の事故によって生じたもの42%である。2.性による影響は有意であるが,他の生時体重に及ぼす諸要因に比較すればそれ程重要ではない。3.腹仔数の生時体重に及ぼす影響はかなり大きい。腹仔数のヘリタビリティは34%で,この形質が比較的環境(附勢の如き)に支配され易いことを示す。4.年による差は認められない。
- 1954-08-05
著者
-
吉田 晶二
Laboratory Of Animal Breeding Faculty Of Agriculture Hokkaido University
-
松本 久喜
Laboratory of Animal Breeding,Faculty of Agriculture,Hokkaido University
-
渡辺 裕
Laboratory of Animal Breeding,Faculty of Agriculture,Hokkaido University