合成発情物質注射による山羊の泌乳性の検討 : II誘起泌乳と正常泌乳との関係
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概要
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合成発精物質の投与に基く処女山羊の誘起泌乳と同じ個体での妊娠分娩後の正常泌乳との関係を調べ,誘起泌乳による正常泌乳能力推定の可否を研究した。明け2歳の処女山羊16頭に対して4月上,中旬より20日間毎日合成発情物質Euvestinの0・25?g.(油溶液)を皮下注射し,誘起準乳を調べ,次で同じ個体でその秋交配し,妊娠分娩後の正常泌乳を調べそれらの間の関係を検討した。調査項目は最高日量,最高期,上昇線方向係数,泌乳期間,総乳量,平均日量,平均乳脂率である。その他乳躍組織も一部宛生体採取して両泌乳を比較した。尚最後迄のデータのとれたのは6頭となり,断定的にはいえないが,少数例の処理により検討した。成績及び考察を要約すれば次の如くである。
- 日本育種学会の論文
- 1953-12-30
著者
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