HEIFEの砂漠基本観測点での湿潤期
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概要
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HEIFEの砂漠基本観測点で、夏季に比較的大きな比湿の変動が見られた。8月一ヵ月間の最大値は最小値の3倍もの大きさであった。この現象の範囲はHEIFE領域を覆うくらいの大きさであり、その時気温、日射量は低下し、風向がインド洋からのモンスーンと思われる南東から東の風に変わる。また、降水を伴うことが多い。さらに、この現象は移動性高気圧に伴うようであるが、その機構は不明である。
- 社団法人日本気象学会の論文
- 1995-12-25
著者
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