シンテッポウユリのタンク培養による小苗育成(繁殖・育苗)
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概要
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シンテッポウユリの液体タンク培養を用いた子苗生産システム確立のため,その培養条件を多鱗茎誘導条件およびその後の肥大化条件についてそれぞれ検討した.5mg・liter^<-1>カイネチン,3%ショ糖を含むMS培地で約1か月間培養することで1鱗片当たり5個以上の小鱗茎が誘導できた.さらに,この鱗片を3%ショ糖を含むMS修正培地を入れたタンク容器で約2か月間液体培養することで鱗片上の小鱗茎が鉢あげ可能な子苗に肥大することが確認された.本システムで1タンク(2liter)当たり年間4,500個の子苗生産の可能性が示された.
- 園芸学会の論文
- 2003-09-15
著者
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