チャ炭疽病抵抗性に関するダイアレル分析
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概要
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炭疸病は,日本の茶生産において,最も重要な病害の一つである.炭疸病抵抗性程度が異なるチャ5品種間で正逆の総当り交配を行った材料を用いて,抵抗性に関するダイアレル分析を行い,遺伝様式について検討した.炭疸病抵抗性は,ほとんど相加効果によって決まり,優性効果はごく小さかった.遺伝率は,広義で0.947,狭義で0.943と極めて高い値を示した.正逆交配間差および反復間差は有意でなかった。エピスタシスの存在は認められなかった.
- 日本育種学会の論文
- 2004-09-01