4葉苗育苗時の温度反応について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
葉数は, 積算気温と正の相関が認められ, 積算気温で約350℃頃(播種後20日頃)までは播種量の多少にかかわらず直線的に増加するが, その後停滞ぎみとなる。この傾向は, 播種量を増すほど著しく, 4葉に達する積算気温は, 播種量が100gでは約550℃, 125gでは600℃, 150gでは約700℃となった。また, 播種後40日の葉数は, 播種後20日頃からの葉数と正の相関が認められ, 播種後40日で4葉に達するためには, 播種後20日頃までに3葉以上となっている必要があり, このころまでの保温的管理の重要性が認められる。
- 日本作物学会の論文
- 1976-12-25
著者
関連論文
- 平成5年度における障害不稔発生に及ぼす施肥の影響
- 水稲新品種「はえぬき(山形45号)」, 「どまんなか(山形35号)」の品質, 食味及び関連理化学特性に及ぼす作期の影響
- 水稲における倒伏診断と生育調節
- 79 水稲・大豆の多収穫栽培における呼吸の生育時期による変動
- 移植水稲におけるデジタルカメラを用いた生育推定
- 水稲品種「はえぬき」「どまんなか」の栽培技術の確立 第1報 「はえぬき」「どまんなか」の高品質・良食味米生産のための生育指標
- 水稲機械移植栽培における品質向上に関する研究 : 第1報 腹白粒の発現と生育量について
- 4葉苗育苗時の温度反応について