米の需給均衡が危惧されるなかで, 2年連続の米価引き下げ, 転作目標面積が水田の約1/3という水田農業確立対策への取り組みの強化等が行われている。また本県の稲作経営は経営規模拡大の停滞, 担い手の脆弱化により生産性の向上が立ち遅れている。こうした厳しい情勢のなかで競争力のある稲作経営を確立するため種々の対策を検討し, 推し進めている。
静岡県農業試験場