海部地域における水稲の生育診断について : 黄金晴の生育実態に関する調査研究
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概要
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近年, 稲作は兼業化が進み栽培技術が低下している.そこで私たちは, 安定多収をめざすためには, 誰にでも理解し実践できるような水稲の生育診断や予測法が必要と考え, そのシステムの確立に取り組んでいる.本報では, 早生品種の代表として調査した「黄金晴」の生育実態を把握・考察し, 今後の対策に供したい.海部郡内における黄金晴の作付面積は, 59年度334ha, 60年度539ha, 61年度は728haで全作付面積6, 260haのうち12%を占めている.耐肥性があり栽培容易で比較的安定多収であるため, 郡内の早植え傾向に伴い, 近年栽培面積が広がっている.
- 日本作物学会の論文
- 1987-07-31
著者
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杉浦 直樹
愛知県海部農業改良普及所
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大西 浩章
愛知県海部農業改良普及所:弥富町鍋田農業協同組合
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近藤 清貴
愛知県海部農業改良普及所
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高橋 成徳
愛知県海部農業改良普及所
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高橋 成徳
愛知県海部農業改良普及所:弥富町鍋田農業協同組合