熱帯感染症の病態形成 研究集会報告 7 デングウィルス感染症により誘導される肝細胞アポトーシスの分子生物学的機序
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概要
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デングウィルスは感染すると発熱・発疹を主症状とするデング熱と致死的なデング出血熱という2つの病型を示す。これらデングウィルス感染症では肝障害の合併が見られ,肝細胞やクッパー細胞にウィルス抗原の発現を認める。また,炎症細胞の浸潤は比較的少なく,肝細胞にアポトーシスが認められる。肝細胞アポトーシスは凝固因子の産生を低下させ,出血傾向のひとつの原因とも考えられる。本研究の目的はデングウィルス感染による肝細胞アポトーシス誘導の分子機構を明らかにすることである。
- 長崎大学の論文
著者
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森 直樹
琉球大学 大学院医学研究科 病原生物学分野
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森 直樹
琉球大学大学院研究科病原生物学分野
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森 直樹
琉球大学 大学院医学研究科病原生物学分野
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森 直樹
琉球大学大学院医学研究科感制御医科学専攻感染分子生物学講座原生物学分野
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