36 コンニャクのライムギ混作による根腐病防除
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概要
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コンニャクの根腐病は土壌伝染性の強い病害であるため、土壌燻蒸が主要な対策となっているが、連作圃場においては土壌燻蒸の効果が低下しており、土壌燻蒸を行っても汚染程度の強い圃場では高い発病を招くことがある。最近、稲藁等の不足から麦類を畦間に播種し、敷料の代替えにする方法が普及しているが、麦類の混作をすると病害軽減効果がみられ、中でもライムギに高い根腐病軽減効果が認められた。そこでライムギの混作とコンニャク根腐病発生との関係及びコンニャクの生育との関係について調査し、収量の安定と病害の軽減について検討したところ、幾つかの知見が得られたので報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1996-12-06