3 出穂開花期の水稲の高温低湿度強風条件における白穂の発生機構 : 穂の水ポテンシャル低下要因の検討
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概要
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前報では高温低湿度強風条件下における平均穎花白化程度(以後穎花白化程度とする)は穂の木部の水ポテンシャルの低下と密接な関係があり、白穂となった穂の木部の水ポテンシャルは著しく低下していることを明らかにした。本報告は1/5000aポットに生育する水稲品種コシヒカリを出穂期に気温34〜36℃、相対湿度46〜60%、風速9.5〜14.5m/secの高温低湿度強風条件におき(以後処理とする)、白穂の発生と関係する穂の木部の水ポテンシャルの著しい低下を引きおこす要因を検討した。
- 日本作物学会の論文
- 1991-12-05
著者
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