前報(立花ら、1986)では、栃木県産ビール麦の穀粒粗蛋白含量と土壌条件との関係について現地調査した結果、黒ボク土で栽培された麦が高蛋白になることを述べた。そこで今回は、灰色低地土と黒ボク土での麦の生育パターン、窒素の吸収時期等を比較し、その原因について検討した。
中国農業試験場:(現)九州農業試験場
サントリー(株)原料部
栃木農試栃木分場