甘藷露地ビニール育苗による麦間挿苗の実績展示成績について
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概要
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長崎県の麦の耕種型は,畦巾が狭く,甘藷の挿苗は,麦の刈取後に行われ農繁期を助長している現状である。一方甘藷は高温時期の,6月中旬の挿苗で肥大根の着生発育が阻害され減收の一大原因となっている。これが改善を図るため麦の耕種型改善による麦の畦巾を広め,立毛の中に挿苗出来て農繁期の労力の配分を良くし,畜力機械力を導入普及によって労力を節減し併せて甘藷の増收を図らんとして,主要甘藷産地に実績展示圃を設けて行ったものである。
- 1956-10-10