暖地における裸麦の登熟温度に就いての一考察
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概要
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暖地に於ける麦類,とくに〓麦の栽培にとってその充分な收量をあげえない原因はいろいろ考えられるが,その一つとして正常な豊熟過程を経ないで急速に枯上る,所謂「カレウレ」魂象を呈することが最近問題となつている。この「カレウレ」の発生は単純な要因によるものでなくて,各種の要素が複合的に作用するものであると推測されるが,その一つの要素として登熟期の温度の過高ということが考えられている。従ってここには〓麦の登熟温度について2,3の実験結果からこの点についての一つの考察を行ったものである。尚考察のための実験は1955・56年に行ったものであり,供試材料は品種赤神力を用い,5万分の1wagner potにて出穂後8乃至9日目までは可及的に整一に生育せしめ,以後気温の異る3條件下にpotを移して登熟過程に対するえいきょうをかんさつした。気温條件は戸外自然区,低温区(恒低温装置によって昼間の気温を低下させる),高温区(硝子室に入れる)
- 1956-10-10
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