甘蔗の栽堵型について : 福岡県における甘蔗の栽培と試験成績
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概要
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甘木市三奈木は古くから甘薦が作られ,所謂三奈木砂糖の産地である。加藤新吉1)によれば寛政9年(i797)頃から甘薦の栽培がはじめられ砂糖を作ったようである。本県の甘薦の栽培面積は明治の中期以後大正6年の242町が最高で,その後増減が繰返され,現在では60〜70町で農家の自家用程度である。畑作試験地では,新しい作物の導入と云うこ一とを考えて,熱帯作物である輸入種の甘薦が本県の気象条件で出来るかどうか,茎葉,バガスの飼料としての利用,そして砂糖の収量等について次の試験を行った。
- 日本作物学会の論文
- 1963-06-20
著者
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