イタリアンライグラッスの再生に及ぼす窒素追肥の影響
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概要
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牧草は刈取の繰返しにより効果的な物質生産が成り立つ。したがって牧草の隷培による窒素の収奪はいちぢるしく,概して牧草の生産量の増加はその蛋白含量の増加に伴っておこるとさえいわれている。現在,牧草は大量の窒素を要求し,それを基肥として施すより,刈取の度毎に追肥として施すことが憎識となっている。しかし窒素追肥の量や時期や土壌中における窒素の利用効率等を考慮に入れるとその影響はかなり複雑である。本報は窒素追肥が刈取後の地上部・地下部の相互関連に如何に影響するか一部検討を試みたものである。
- 日本作物学会の論文
- 1963-06-20