福岡県の水稲反収について
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概要
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明治以来日本における水稲の収量は飛躍的に増加し今日に至っているが,その間の経過をたどってみると一部の地力を除いて反当収量の増加速度は漸減傾向を示し,緒に暖地においてこの傾向が顕著に現われている1)。ここでは福岡県の場合について,このような反収の傾向変動にLogistic曲線があてはまることを示し,これについて簡単な解析を行った。又最近10ケ年間の収録から比較的短期間における年次的,地域的変動に関する若干の考察を行った。
- 日本作物学会の論文
- 1960-10-25