筑後クリーク地帯における1,2の盲点(予報)
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概要
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筑後のクリーク地帯は,約12,000町歩の水田と,約350町歩のクリークから成り,立地,土壌条件供に恵まれ自他共に北九州の穀倉地,米どころと考えていた。ところが,福岡県における米作日本一競作会の結果,増収賞1位が八女郡黒木町の中山間地に昭和31,32年と相次いで出来あがり,クリーク地帯稲作の今後の栽培のありかたが重要な問題となってきた。そこで苦々は手始としてクリニク地権(三潴郡大木町熊丸連蔵氏〔昭和30年度九州1位〕)と中山間地(八女郡黒木町平島仁助氏〔昭和32年度九州1位〕)の成熟期における稲株の調査,比較を行いそれらを中心として稲作の盲点を考えてみた。なにぶん調査に着手した時期がおそく大部分の問題を今後の調査に待たねばならない現状でありますが管様方の御批料。御指導をお願いし今後の研究を行いたいと思います。
- 日本作物学会の論文
- 1958-12-08
著者
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