キュウリ・トマトのかん水施肥栽培技術
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概要
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1)かん水施肥栽培は,キュウリ・トマト類の収量や品質に悪影響を与えずに窒素施肥量を30%程度削減することが出来る.2)リアルタイム診断における葉柄汁液中の硝酸イオン濃度は,キュウリの促成栽培では収穫開始から4月までは3,000〜4,000mgL^-1程度,4月以降収穫終了までは1,800mgL^-1以下,トマトの夏秋栽培では収穫全期間で3,000〜5,000mgL^-1程度が適正であると考えられる.3)かん水施肥栽培では,栽培終了後に土壌に残留している肥料成分が少ない.4)かん水施肥栽培では,栽培跡地土壌の孔げき率が高く,畦連続利用栽培の可能性が示唆された.
- 2002-06-05
著者
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