窒素施用量と品種の相違がわい性コムギの収量と収量構成要素に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1970年から1972年にわたる冬季に, わい性コムギのKalyan Sona, U.P. 301およびH.D. 1941を用いて, 窒素の施用量が収量および収量構成要素に及ぼす効果について品種比較試験を行った. ha当り160kgまでは, 窒素を増すほど千粒重を除いた他の収量構成要素および収量が増加した. 品種間の差は, 畦長2m当りの穂数および千粒重で最も著しく, Kalyan SonaとH.D. 1941はともにU.P. 301より優れていた. Kalyan Sonaでは畦長2m当りの穂数が, また, H.D. 1941では千粒重が収量に対して最も著しく影響した
- 日本作物学会の論文
- 1976-03-30