水稲湛水直播における「岡山 57 号」を用いた省力的な栽培法
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概要
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水稲の湛水直播栽培では、カルパーコーティング種子を播種し、出芽まで落水管理を行う栽培法の確立により出芽苗立ちが安定した。しかし、カルパーコーティング作業や水管理は煩雑であり、また、中山間地域では漏水・鳥害・雑草害により落水管理の困難な圃場も少なくないため、岡山県ではほとんど普及していない。そこで、「岡山57号」を供試して、カルパー無コーティングの乾籾種子を表面散播し、湛水状態で出芽させる省力的で安定的な栽培法を確立するための検討を行った。
- 日本作物学会の論文
- 2002-08-01
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