いぐさ本田慣行施肥法は基肥に加え、追肥として5〜6回の手散布と2〜3回の流し込みを行う。このうち手散布は大量の肥料を草丈が長く、歩きにくいいぐさ田に均一に散布するため、1回に10a当たり約3時間を要し、本田作業のなかでも特に重労働である。このため被覆肥料を用いて追肥回数・施用量の削減を試みた。
岡山県立農業試験場