複条並木植によるレンゲ跡水稲の栽培について
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概要
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鳥取県郡家町では, 稲わらを果樹栽培に利用するため水田の有機物が不足する地域を中心に, レンゲの作付が進められ, 水稲作付面積494haの約11%を占めている(1988)。しかし, 現在はほとんどの農家が生草の全量を鋤込んでおり, その結果, レンゲの急激な分解につれて過繁茂, 倒伏, 品質低下などをきたす例が後をたたない。特にコシヒカリなどの耐倒伏性の低い品種ではこれを回避するため, レンゲのは種量と処理方法の改善に加え, 現行の栽植密度を検討することが急務となっている。
- 1989-08-07