タバコの香味成分に関する研究 : 第 1 報 環境要因とタバコの香味成分の消長
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概要
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タバコの成熟現象や葉たばこの品質の化学成分面からの研究は, 主として窒素, 糖, ニコチンなどの成分を中心に行われてきた。しかし, 近年になってたばこの香喫味形成に関与しているといわれる, 毛茸から分泌される葉面脂質の主成分であるDVT (Duvatrienediol)やクロロゲン酸, あるいは葉中のテルペン化合物のなかで最も多く含まれるソラネソールについても栽培条件との関係において注目されつつある。ここではこれまでに得られた成果のうち, 成熟期タバコにおけるこれら3成分の生成, 蓄積におよぼす環境条件の影響について報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1985-07-30
著者
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