3 血管柄付骨膜とアテロコラーゲンを用いたprefabricated vascularized bone graft作製に関する実験的研究 (第455回 大阪歯科学会例会)
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概要
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顎骨再建を目的として, 血管柄付遊離骨移植術は広く応用されているが, 解剖学的理由などによりdonor採取部位が限定されることが多い。そのため, 骨, 骨膜, 骨髄細胞, 人工骨などを用いて新たなdonor作製の実験的研究が試みられているが, 人工材料であるコラーゲンと生体材料を使用して作製するbone graftに関する報告は少ない。そこで今回, 血管柄付骨膜, アテロコラーゲンスポンジ, 骨髄細胞の組み合わせにより骨形成を生じさせるprefabricated vascularized bone graft作製の可能性とその形成過程を観察するため実験的研究を行った。
- 大阪歯科学会の論文
- 1997-09-25