作物研究についての 2・3 の反省
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概要
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作物研究の目的は、作物の生産を高めるため、その科学的根拠を究明することにある。科学的根拠が明らかになれば、それは技術化の可能性をもち、生産の場、つまり耕地で栽培技術として応用されることが期待できる。技術は「科学と経済を両脚とした橋」だからである。作物学において、この生産-科学-技術間の自明な関係を軽視したことが、近年作物学を混迷におとし入れた理由といえる。そこで、この考えに基づいて作物研究に対し2・3の反省をしたい。
- 日本作物学会の論文
- 1978-07-20
著者
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