青刈ソルガム F_1 品種の採種について
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概要
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現在栽培されている青刈ソルガム品種の大部分は雑種強勢を利用したF_1品種である。これらの品種の殆はグレインソルガムの雄性不稔系統を種子親(母)とし, 花粉親(父)としてスーダングラス・ソルゴー・グレインソルガム等を交配したものである。昭和46年に登録された新品種「センダチ」(ソルガム農林交青刈1号)もこの方法によるF_1品種である。F_1品種の採種は隔離ほ場に雄性不稔の種子親と花粉親(稔性正常)とを混植し, 風媒による自然交配によって行なうが, この場合の適正混植割合を明らかにするため, 昭和46年に試験用種子採種ほ場で調査を行なった。
- 日本作物学会の論文
- 1972-07-27