水稲の主稈葉齢予測モデル及び幼穂発育モデルの宮城県における地域適応性
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概要
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宮城県ではこれまで水稲の生育ステージの予測にDVR法(堀江・中川,1990)を用いてきた.DVR法は温度や日長の関数であり,品種に固有のパラメータを持つ.しかし,生産現場においては生育調査等のデータからより簡易に生育ステージを予測する手法が求められている.本報では,水稲生育の簡易な予測法である葉齢と気温を用いる「主稈葉齢予測モデル」と「幼穂発育モデル」を組み合わせた生育予測モデルを宮城県に適用できるよう改良し,宮城県における地域適応性を検討した.
- 日本作物学会の論文
- 2004-12-27
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