熱帯感染症の病態形成 研究集会報告 5 血小板減少とPAIgG値が病勢に一致して変動を認めた三日熱マラリアの三症例
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概要
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マラリア感染に伴う血小板減少は高頻度に認められる所見で,特に熱帯熱マラリアでは80%に,三日熱マラリアでは70%に合併するといわれている。しかしながら,その発生機序に関してはDICや脾機能亢進,骨髄抑制・成熟障害,免疫学的機序などの種々の機序が言われているが,今だはっきりとした結論には至っていない。今回,免疫学的機序とりわけPAIgGとの関連を示唆する報告が散見されており,当科の症例でも同様の検討を行ったので報告する。
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