N-アルキル-N-置換ベンジル-4-ハロ-2-アルケンアミドの合成と除草活性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
N-アルキル-N-置換ベンジル-4-ハロ-2-アルケンアミドの合成を行い, それらのタイヌビエ(Echinochloa oryzicola)に対する除草活性を評価した.アシル部位とアミド部位に於ける置換基を種々変化させ除草活性との関係について検討を行った.それらの除草活性は光要求型であることが観察された.その構造と活性の関係に於いて, アシル部位としては4-クロロ-2-ペンテノイル基が最も良好であり, アミド部位に於ける置換基についてはイソブチル基または, イソペンチル基の何れかと4-シアノもしくは4-クロロベンジル置換基との組合せが除草活性に対し最も好ましいことが判明した.
- 日本農薬学会の論文
- 1999-02-20
著者
-
本島 建治
Life Science Research Institute Kumiai Chemical Co. Ltd.
-
松成 健二
Research & Development, Kumiai Chemical Co., Ltd.
-
杉山 秀敏
Chemical Research Institute, Kumiai Chemical Co., Ltd.
-
佐土原 英雄
Life Science Research Institute, Kumiai Chemical Co., Ltd.
-
松成 健二
Overseas Department, Kumiai Chemical Industry Co., Ltd.
-
杉山 秀敏
Chemical Research Institute Kumiai Chemical Co. Ltd.
-
松成 健二
Overseas Department Kumiai Chemical Industry Co. Ltd.
-
佐土原 英雄
Life Science Research Institute Kumiai Chemical Co. Ltd.
関連論文
- N-アルキル-N-置換ベンジル-4-ハロ-2-アルケンアミドの合成と除草活性
- N-Benzyl-4-chloro-N-isobutyl-2-pentenamide 系化合物の除草作用機構
- N-Isobutyl-N-(4-substituted benzyl)-4-halo-2-pentenamide 類の除草活性の発現機構
- 30 ビスピリバックナトリウム塩の法面・水田畦畔雑草抑草剤としての適用性 : 第1報 張り芝利用による水田畦畔雑草管理
- ビスピリバックナトリウム塩の法面・水田畦畔雑草抑草剤としての適用性 : 第1報 張り芝利用による水田畦畔雑草管理
- N-アルキル-N-(4-置換ベンジル)-4-クロロ-2-ペンテンアミドの Echinochloa oryzicola に対する除草活性の定量的構造活性相関
- N-メチル-2′-メトキシベンズアニリド類のイネいもち病に対する構造活性相関
- 4-tert-ブチルベンズアミドおよびアニリド類のイネいもち病に対する構造活性相関