水田地帯周辺水系におけるベンスルフロンメチルのモニタリング
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概要
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水稲用除草剤ベンスルフロンメチル(BSM)の田面水, 周辺水系及び下流域の取水口, 水道水の残留濃度のモニタリングを行った.田面水の初期濃度は40∿106μg/l, DT_<50>は1.5∿2.5日であり, 周辺河川水中では急速に減少し、下流域水系における最高検出濃度は2.3μg/lであった.大水田地帯に近い所ほど高濃度の検出が見られた.検出ピーク時期は田面水の放出時期と相関し, 2カ月以内で急速に消失した.水道水の検出例は全くなかった.河川水中に検出されたBSMは数ppbレベルで, しかも一時的であり水生動物や藻類の影響が見られない残留濃度であった.
- 1998-08-20
著者
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岡本 悠子
Registration And Environmental Safety Agricultural Products Dupont K.k.
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フィシャー リチャード
Agricultural Products, E.I. DuPont de Nemours & Company, Experimental Station
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アンブラスト ケビン
Agricultural Products, E.I. DuPont de Nemours & Company, Experimental Station
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ピーター C.
Agricultural Products, E.I. DuPont de Nemours & Company, Experimental Station
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アンブラスト ケビン
Univ. Georgia Ga Usa
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フィシャー リチャード
Agricultural Products E.i. Dupont De Nemours & Company Experimental Station
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ピーター C.
Agricultural Products E.i. Dupont De Nemours & Company Experimental Station