キャピラリー電気泳動装置を用いたイマザモックスとその代謝物の小豆における残留分析方法
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概要
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イマザモックスは, イミダゾリノン系除草剤で小豆圃場中で1年生及び多年生雑草にその卓効を示し, 小豆植物体中で, 加水分解物と配糖体の2種の主な代謝物を生成する.これら代謝物の内, 配糖体の残留分析は, 従来のHPLC及びGCを用いた方法では化合物の無極性, 不安定性のために非常に難しいものであったが, CEを用いた新しい方法の開発により, 配糖体を含む三化合物の同時分析が, 可能となった.CEを用いた本分析における回収率は, 各化合物0.1∿0.3ppm添加で73∿85%であった.三化合物全てにおいて小豆中の残留分析値が, 検出限界である0.01ppmを超えるものはなかった.
- 日本農薬学会の論文
- 1997-11-20
著者
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Picard Gerald
American Cyanamid Company Agricultural Products Research Division
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箕浦 正昭
Tahara Agricultural Center Cyanamid (japan) Ltd.
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大羽 薫
Tahara Agricultural Center, Cyanamid (Japan) Ltd.
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SAFARPOUR Maximilian
American Cyanamid Company Agricultural Products Research Division
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SAFARPOUR Hudan
American Cyanamid Company Agricultural Products Research Division
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大羽 薫
Tahara Agricultural Center Cyanamid (japan) Ltd.