病害抵抗性付与剤によるイネ葉細胞形質標品 GTP アーゼ活性の亢進
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概要
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イネ葉細胞のミクロソーム画分をポリマーニ相分離法で分別し, 他の膜成分の混入の少ない形質膜標品を得た.この形質膜標品にイネいもち病菌由来のプロテオグルコマンナンエリシターを加えることにより, 膜結合GTPアーゼの活性増大が認められた.またプロベナゾールの活性代謝物BITの存在下で, このエリシターの効果は顕著に高進した.これらの結果は, BIT等の全身獲得抵抗性付与剤による病害抵抗性の早期成立に関わるGTP結合タンパク質が, イネ葉細胞の膜情報伝達系に存在することを示唆している.
- 日本農薬学会の論文
- 1995-05-20
著者
-
山口 勇
理研・植物科学センター
-
関沢 泰治
理研
-
青山 秀幸
理研
-
Aoyama Hideyuki
Microbial Toxicology Laboratory The Institute Of Physical And Chemical Research (riken)
-
山口 勇
理化学研究所植物科学研究センター・環境植物研究グループ
-
山口 勇
Microbial Toxicology Laboratory Riken:(present Address)laboratory For Remediation Research Riken Pla
-
関沢 泰治
Microbial Toxicology Laboratory, The Institute of Physical and Chemical Research (RIKEN)
-
青山 秀幸
Microbial Toxicology Laboratory, The Institute of Physical and Chemical Research (RIKEN)
-
木村 真
Microbial Toxicology Laboratory, The Institute of Physical and Chemical Research (RIKEN)
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