マラチオン粉剤中でのイソマラチオン生成における担体の影響
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概要
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種々の異なるキャリヤーを用いて調製したマラチオン粉剤中でのイソマラチオンの生成について検討した.イソマラチオンはマラチオンの哺乳動物に対する毒性を著しく増強する作用を有することが知られている.試験に供した7種のキャリヤーのうち, ケイ酸カルシウム, およびシリカゲル-Hを用いた粉剤中のみでイソマラチオンの生成量が, 各種マラチオン粉剤中のイソマラチオン含量に関するAID/WHO規制値以下であった.アタプルジャイト, カオリナイト, ケイソウ土など5種のキャリヤーを用いた粉剤中では規制値以上のイソマラチオンの生成が認められた.なおキャリヤーの物理化学的性質あるいは粉剤の虐待時間とイソマラチオン生成量とに相関関係は認められなかった.
- 日本農薬学会の論文
- 1984-02-20
著者
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Halder A.k.
Division Of Agricultural Chemicals Indian Agricultural Research Institute
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PARMAR B.S.
Division of Agricultural Chemicals, Indian Agricultural Research Institute
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Parmar B.s.
Division Of Agricultural Chemicals Indian Agricultural Research Institute
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Parmer B.S.
Division of Agricultural Chemicals, Indian Agricultural Research Institute